何故にメキシコ?謎解説7日目

何故にメキシコ?謎解説7日目

おはようございます
パティシエ・ショコラティエのミケです

ずっとブログを読んでいただいている方には
パティシエ・ショコラティエではなく
カカオ豆のバイヤーに近い感じがしますが

度が過ぎたショコラティエが
メキシコまで来ちゃった

くらいに思っていただけると
ありがたいです

このブログ今日が
初めましての方や
久しぶりに見た方などには

そうです
わたくしただ今
メキシコに来ております
それも7日目で今日の夜に
日本行きの飛行機に乗る予定です

そして
このブログは収録ブログです

ご興味のある方は7日前にさかのぼって
ご覧くださいませ

では
今日の本題に入りますね

何年もかけて
やっと収穫できた
カカオポッド(カカオの実)は
厚い外皮を割り

この中身の
パルプと豆を取り出します
そして

バナナの皮で包んだり
専用の木箱に入れ
約4~7日間待ちます

ここで何故待つのか
それは
バナナの皮に付着している
発酵菌の活動を利用し
カカオ豆を発酵させるのです

そう
チョコレートは発酵食品だったんです

びっくりでしょ

でも
この発酵の工程がないと
あの香りの良いチョコレートは
出来ないのです

専用の木箱にも
長年使っているので
発酵菌が付着しているので
同じように発酵していきます

そして
4~7日発酵させた
カカオ豆は
周りを覆っていた
甘酸っぱいパルプは
無くなり
薄皮とカカオの豆だけになります

そうなった
カカオ豆は

この様に天日に干して
乾燥させます

大手のチョコレート業者は
熱風で乾燥させるそうですが
焦げの臭いなどがついてしまう為

自然乾燥が
最も適しています

ここで輸出するためには
カカオ豆の水分量を7~8%まで
乾燥させないといけません

この基準をクリアしていないと
輸出することが出来ず
検査場で返されてしまいます

この様な麻の袋に入れて
海外に運ばれていくのです

もちろん
日本にもこの様にやってきます

何だか
皆様がよく知っている
何かに似ていませんか?

そんな話は
また明日の収録ブログで
お伝えすることにしましょう

時間短縮営業など
ご迷惑をおかけ致しております
明日の日曜日まで 短縮営業になります
よろしくお願いいたします